- 食費を抑えたいけど、何から手をつけたらいいかわからない。
- 一人暮らしをはじめる・しているけど、みんなの食費事情を知りたい。
「節約するぞ!」と思っても、はじめ方がわからなくて最初の一歩でつまづいたり、
節約=我慢というイメージが強くて、継続するのにエネルギーを使いますよね。
そんな方でも、今日からできる節約方法を3つご紹介します。
この方法で、私が一人暮らしのときは、1ヶ月の食費を2万円でやりくりしていました。
あなたも無理せず・息抜きしながら、ゆる節約をはじめてみませんか!
一人暮らしの食費は平均いくら使ってる?
総務省統計局が行っている「家計調査(単身世帯・勤労者世帯)」によると、
平均42,577円ということがわかりました。(2024年1〜3月期 調査結果)
全体 | 男子 | 女子 | |
平均 | 42,577円 | 47,083円 | 36,740円 |
34歳以下 | 38,067円 | 41,327円 | 33,063円 |
35〜59歳 | 45,670円 | 51,566円 | 37,426円 |
収入にもよりますが、食費に当てる金額は収入の15〜20%が目安といわれています。
手取り額別に、15%の食費を計算すると、
手取り額 | 食費(目安) |
150,000円 | 22,500円 |
200,000円 | 30,000円 |
250,000円 | 37,500円 |
調査した金額と理想の金額に、大きな差があることがわかります。
私自身、お金に無頓着だったときは、手取り16万円で1ヶ月の食費に40,000円くらい使っていました。
食費のことをやりくりするのって難しい。
3つのゆる節約術
食費だけで管理する
使った金額と残金が常に把握できるので、食費だけで管理します。
現金5,000円
プリペイドカード15,000円
現金をあまり持ちたくなかったので、近くのスーパーで使えるプリペイドカードで管理していました。
クレジットカードで管理することも試しましたが、抜け漏れが多かったのでやめました。
よく利用するスーパーの支払い方法に合わせて、PayPayやICOCAなどアプリを使ってもOKです。
1ヶ月予算20,000円
↓
1ヶ月=5週で考える
1週間予算4,000円
全体の予算から細かく考えると、管理しやすいです。
食費とは別で管理していました。
ひとりで外食したら”ぜいたく費”として、
友達とのランチやディナーは”お楽しみ費”として考えていました。
ぜいたく費やお楽しみ費は、毎月ちょっとずつ積み立てています。
自炊をする
自宅でごはんを作ることが、節約につながります。
昼ごはんについて、
・《コンビニなどテイクアウトで買う派》
・《作る派》
に分けて、それぞれ1食にかかる食費を考えると、
昼ごはん代 | テイクアウト派 | 作る派 | 差額 |
1日 | 400円※1 | 250円※1 | 150円 |
7日間 | 2,800円 | 1,750円 | 1,050円 |
30日間 | 12,000円 | 7,500円 | 4,500円 |
年間※2 | 144,000円 | 90,000円 | 54,000円 |
作る派のほうが、金額を54,000円抑えることができます。
(参考)全国農業協同組合連合会、「現代人のお弁当事情に関するアンケート」、2022年
注1)上記アンケート結果より、テイクアウト派・作る派それぞれ最多の割合を占めている金額を目安にし算出。
注2)年間は30日間✕12ヶ月で計算。
個人差やキッチンツール・調味料など揃えるのに初期費用はかかりますが、長い目で見ると、自炊することが節約に大きく関わります。
自分でごはんを作り慣れていない場合、どうしたらいいの?!
自炊に慣れていなかったり、毎日の自炊にハードルが高く感じる人は、手軽なことから取り掛かりましょう。
ごはんはまとめ炊き・小分けにして冷凍
●解凍するだけですぐ食べられる
●3合炊いて4~5日はもつ
(メニューで多少前後あり)
休日におかずを作り置き
●仕事終わりにいちから作る元気がない
●カット野菜を使った野菜炒めも十分なおかずです
昼ごはんのお弁当メニューは固定化
●メニューを考える時間を短縮
●「おにぎりと卵焼き」という基本メニューを決めておくだけでもラクちん
水筒は2本持参
●食後のコーヒーを飲みたいけどコンビニコーヒーを買うと出費がかさむ
●水筒に水とコーヒーをそれぞれ入れて会社へ持参
できることをちょっとずつ増やして、ごはんを作ることに慣れていきましょう。
買い物をする機会を減らす
無駄な買い物を防ぐことができます。
毎日、仕事帰りにスーパーへ行くと、お菓子・ジュース・アイスなど魅力的な商品が目に入る。
⇒ついでに一緒に買ってしまう。
⇒無駄遣いが増える。
買い物をする機会が増えると、余計なものを買うリスクが高くなって無駄遣いが増えます。
- 週1回スーパーへ行き1週間分の食材をまとめ買いする
- コンビニに行くのはスーパーの営業時間が終わったときや緊急時だけ
- ドラッグストアでの買い物は日用品だけ
物理的に買い物する機会を減らせば無駄な物を買う機会も減ります。
まとめ買いは予算内に収まるように買い物できるので本当に要るものだけ買うことができます。
満腹のときに買い物へ行くことも、無駄な買い物を防げます。
まとめ
3つのゆる節約術をご紹介しました。
無理はしない!息抜きも大事!
「今日は特別がんばったからコンビニスイーツを買って帰ろう」
「残業続きだから今週はお惣菜で乗り切ろう」
「明日は休みだし外食して家でゆっくりしよう」
そんな日があってもいいです!
”食”は、身体と心の健康を整えてくれます。
ごはんを食べるから元気で活動的に動けるし、美味しいもの・好きなものを食べるから幸せを感じたり明日もがんばろうと思えます。
自分のライフスタイルに合わせて、”引き締め”と”ゆるさ”をバランスよく使うのが長続きの秘訣です。
あなたができる”ゆる節約”を、今日からはじめてみませんか。
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