はじめて自分でお金の管理をするけど、考え方・はじめ方がわからないと悩んでいませんか?
一人暮らし始めたて・お金の知識ゼロの頃は、
給料は入った分だけ使う
→給料だけでは生活できない
→貯金に手を出す
→貯金残金5,000円
と辛い思いをしました。
家計管理の基本となる「収入」と「支出」の考え方を理解したことで、月収19万円でも年間100万円の貯金をすることができました。
この記事では、家計管理の基本となる「支出」を知る方法について説明しています。
ちょっと浮いたお金を、貯金や自由に使うお金に回してゆとりある暮らしをしませんか。
収入と支出ってなに?
■収入
自分の手元に入ってくるお金のこと。
会社員なら「手取り収入」といって、給料から税金や社会保険料などが差し引かれたあとの金額です。
■支出
自分の手元から出ていくお金のこと。
家賃、食費、日用品、光熱費など。
家計管理をしていくうえで、
《収入》ー《支出》= 黒字 or 赤字
と考えるので、この2つを把握することがポイントです。
収入の考え方はコチラの記事で説明しています。
▶【年間貯金100万円を達成!】元・月収19万円の平凡OLがやっていた3つのこと。
「支出」を知る方法
ステップ1:記録する
何に・いくら使っているか
1ヶ月単位で記録をします。
記録の方法は、デジタルでもアナログでも使いやすい方法でOKです。
●家に帰ったらレシートを全部出す。
スケジュール帳・エクセルに記録する。
●買い物したら、
・レシートの写真を撮る
・メモ帳・スケジュール・家計管理アプリに記録する
私は、無料の家計管理アプリに記録していました。
ステップ2:振り返る
1ヶ月経ったら、記録した「なにに・いくら使っているか」をチェックしていきます。
- 家賃(共益費・駐車場代など)
- ごはん代(スーパー・コンビニの買い物、外食)
- 日用品(洗剤、ティッシュなど)
- 衣料品(洋服、下着など)
ざっくりでいいのでカテゴリー分けします。
さらにこの中で、毎月同じ金額のもの(固定費)と金額がバラバラのもの(変動費)にわけます。
- 固定費・・・毎月一定の金額で出ていくもの(家賃、月額のサブスクなど)
- 変動費・・・月ごとに金額が変わるもの(光熱費、食費、日用品など)
2〜3ヶ月を目安に、ステップ1・ステップ2を繰り返すと平均的な支出をすることができ、家計管理の精度が高まります。
1ヶ月単位で振り返るのが難しかったら、1〜2週間ごとで振り返るとやりやすいです。
買い物のクセを知って、ムダ遣いを防ぐ!
「貯金をしたい!」
「自由に使えるお金をもう少し増やしたい!」
など、お金に関する目標がある方は、買い物のクセをチェックしましょう。
私の場合は、
- ドラッグストアへ日用品を買いに行くと、いつもお菓子とビールも一緒に買っている
- 着る機会がないのに、毎月洋服代に10,000円使っている
- 仕事の休憩中に、毎日コンビニコーヒーとお菓子を買っている
など、「ついで買い」や「衝動買い」していることが、《ステップ2:振り返る》でわかりました。
買い物する瞬間は「めっちゃ欲しい!」と思っているけど、時間がたつと「別に買わなくてもよかったのでは?」と思うものが出てきます。
冷静に・客観的に振り返ると、買い物の傾向がみえてきます。
買い物のクセがわかってから、
- ドラッグストアに行かないで、日用品はネットで注文しよう
お菓子やビールはほしいタイミングで買おう - ほしい服を見つけても即買いしないで、最低1週間は考える期間をつくろう
- 休憩中のコーヒーとお菓子は絶対ほしいから、コーヒーは水筒に入れて、お菓子はスーパーで買ったファミリーパックのものを持参しよう
と、「ついで買い」や「衝動買い」を防ぐ方法を考えました。
対策を考えるときは、「自分が無理をしないこと」です。
「記録する・振り返る」は手間がかかるし面倒なことですが、本当にほしいものを買う力が身につくので家計管理をするうえで大事なポイントです。
自分の買い物のクセを知って、浮いたお金を貯金や自由に使うお金に使いましょう。
やりくり上手になろう!
- 記録する
- 振り返る
- 買い物のクセを知って、ムダ遣いを防ぐ!
家計管理のベースとなる「支出」を知る方法をお伝えしました。
収入と違って、支出の項目は数が多いので管理するのが大変です。
しっかり把握すると、貯金に回すお金や自由に使えるお金ができて、気持ちにゆとりがもてるようになります。
あなたもやりくり上手になりませんか。
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